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●格納式ステップ(98.3.下)
家族から苦情がでた。
「ビグロンは敷居が高くて乗り降りしづらい」というのだ。
「グレードの高いビッグホーンに付いてる足乗っける奴(サイドステップの事のようだ)付かないの?」だ。
何たる事だっ!
腹下稼ぐ為に、タイヤ替えてサス替えて車高あげようかってのに…
サイドステップ何ぞを付けた日にゃあ、只でも臭い脇の下が更に臭く…
違った…、只でも低い脇の下が更に低くなっちまう。
しかも、ちゃんとしたサイドステップは値段も高いし…。
しかし、家族の反感を買うわけにもいかないし…。
そこで、「クロカン性能に影響を与えないステップ」というお題目で、寝ずに1時間考えた。
《候補1》:室内から縄ばしごのような物を垂らす。
《候補2》:取り外し可能なようにサイドステップをボルトオン。
《候補3》:踏み台を常に載んでおく。
乗降の度に設置して撤収するなど到底続かないので《候補3》は没。
フレームやボディを加工して取り付ける技術も自信もないので《候補2》も没。
従って、《候補1》が採用される事となった。
しかし、縄ばしごと言っても、段数は1段で充分だしグニャグニャだと登り辛い……。
そ、そうだ、鐙だっ!(鐙は「あぶみ」と読みます)
詳しくは知らないが、馬に乗るときに足を掛けるやつ。
というわけで、休日朝一番に《ケーヨーD2》に行って\3,500-程で部品を購入、そのまま駐車場で組み立て、取り付けて完成となった
結局、ファングルで作った鐙部をチェーンで釣るという手法となった。
左右のチェーンのアンカは、片方は助手席のシートの固定ボルトと、もう片方は荷室のタイダウンフックの固定ボルトとそれぞれ共締めとした
チェーンとボデが干渉する所は、水ホース(298円/3m、透明がよかったが緑色しか無かった)をチェーンに被せた。
私が全体重(83kg)をかけてもびくともしない
見栄えは悪いが、なかなか上出来だ。
設置は、落とすだけだから1秒とかからない。
収納も、シートとドアの間に収まり走行中全く邪魔にならない。
思わず自画自賛してしまう。
暫く使用して家族から一言あった。
「ステップ低くない?もうちょっと上にあった方が良くない?」
し、しまったっ!
見破られたっ!
地面からビグロンの敷居までは約50cmだ。
しかし、地面から鐙までは約22cmしかない。
わざとなのにぃ。
えっ、何でって?
机上の計算だが、大径タイヤ履いてサスで車高上げたら、地面からビグロンの敷居までは約57cmの予定。
それにつれて鐙も上がり、地面から鐙までは約29cmになる予定。
ね、大体真ん中でしょう?
家族には、軽く「そう?」って答えといた。

●第2回走行会(98.3.中)
前回の2台(ロクマル、ビグロン)に加えビッグホーンショートLSが参加し3台での走行会となった。
ビッグホーンショートはクロカン初体験。
前々日に降った雨でヌタヌタ状態、走り出して5分後にロクマルがスタック
ビグロンが引き抜く。
更にその5分後ビッグホーンショートがスタック
これまた、ビグロンが引き抜く。
暫くして、今度はビグロンがスタック。
轍を避けて走ってたが、同乗者に「ズルズルって横に滑って轍に落ちる時恐いんだよねぇ。」などと言って、ちょっと気を緩めたすきに、ズルズルって横に滑って轍に落ちた。<本当
完璧に穴に落ちた様になってるんで、ロクマルに思いっきりシャクられた。
鞭打ちになるかと思った。
続いて、ヒルクライム。
ロクマルは一発クリア。
ビグロンはもうちょっとっていう所で、腹がつかえた
2度目のアタックでクリア。
ビッグホーンショートは7回アタックしたあげく、バンパを岩にヒット、バンパ及びフォグ損傷であえなくリタイヤ。
最後は、場所を変えてヒルクライム。
やはり、ロクマルは一発クリア。
ビグロンはもうちょっとっていう所で、腹がつかえた。<さっきと同じやんけっ
2度目のアタックでも、もうちょっとっていう所で、腹がつかえた。<さっきと同じなんちゃうん
3度目のアタックでクリア。
ビッグホーンショートは一発クリア。<くそったれぃ
楽しい楽しいクロカン(ごっこ)走行会でした。
やっぱり、タイヤと車高が欲しい…。
あっ、そうそう、《1,848円チューン》の効果の程は、身を持って全く感じられなかった事を付け加えずにはいられない…。

●1,848円チューン(98.2.下)
タイヤ替えたい……金が無い。
車高上げたい……金が無い。
夏のボーナス迄は、車にかける金が無い。
でも、車いじりたい。
何か、金をかけずにクロカン性能を上げる方法はないか…
ステッカ貼っても気分の問題だし…
初クロカンの時の事を思い出してみた。
1m程のギャップを上り切れずに、リアバンパや燃料タンクを擦りながらバックするビグロンに誘導してくれてたナナマルの爽やかなお兄さんが言った
「ゆっくり、ゆっくり、バンパ擦ってるよ、マフラ巻き込むからゆっくり、ゆっくり…」
マ・フ・ラ・〜・だっ!
バンパーや燃料タンクは擦ってもある程度スキッド性があるが、マフラは刺さって曲がっちゃう。
これだ…、切ろぅ…。
早速、《別冊4×4MAGAZINE最新公認改造マニュアル'97》を読んでみた。
『保安基準は、排気管の出口が右又は左に向いていては駄目で、排気口を後ろに向け左右30度以内に収まっていなくてはならない。 もちろん、排気ガスでナンバープレートの文字が見えなくなるような位置や、排気管を車内に配管するのは、保安基準を満たす事ができない。 パイプの取り回し、最低地上高、排気ガス、騒音、熱害など、保安基準をクリアすれば良い。 要は常識的な場所に確実に取り付けられていれ、車枠から飛び出していなければOKなのだ。』
大丈夫そうだ。
しかし、念には念を入れて、ディーラに聞いた
「マフラ切っちゃおうかと思ってるんだけど、車検大丈夫かなぁ?」
「大丈夫ですよ。みんな金鋸で切っちゃってますよ。」
何と、力強いお言葉。
改めて下からマフラを覗き込む
これぞ、文字どおり無用の長物だ。
昔、ドイトで\550-で購入した(値札が付いていたので間違いない)金鋸で切断
このままだと、バンパの裏側とかが真っ黒になっちゃうので、下向きのマフラカッタを装着する事にした。
《AUTO TECH》で株式会社カシムラ製《MUFFLER CUTTER 大口径80mmのド迫力!60〜70mmマフラー用 RV車、ディーゼル車に最適!高級クロームメッキ ボルトオンタイプ!》定価\2,200-を\1,760-、消費税\88-の合計\1,848-で購入。
めでたく5分で装着、完成となった。
これで、デパチャアングル1度は稼げたかな…?

●入院(98.2.下)
初クロカン以来、フロント周りが変だ。
左右どちらでもフルステアで後退すると、タイヤの回転に合わせて「カン、カン、カン、…」と軽やかな音がする。
ディーラでリフトアップして点検していると、サスが伸び切った状態で右フルステアにすると、左前輪ホイール内側のバランスウェイトがスタビライザと干渉してた。
「な〜んだ、これが原因か」と一瞬思われたが、後々これは今回の症状の原因とは全く関係無い事が分かる。
でも、これはこれで問題なような気がするが、まっいいか、という事になってしまったように思われる。<ちと心配…
さらに、手で左前輪を回してるうちに、時々「ガン」といって回転が止まる角度があるようになった。
すると、メカニックさんが工場の奥の方のピットにビグロンを持って行ってしまった。
何かまずい事でもあるんだろうか…、20分程経ってビグロンが戻ってきた。
説明された。
「シフトオンザフライが完全に切れてなくて、四駆が抜けきって無かったのが原因です。今は完全に切れてるのでもう少し様子を見てください。」
な〜んだ、そんな事か。
購入以来、積極的に未舗装の林道にいって4Lに入れて充分慣らしをしたつもりだったのに、まだ当たりがついてないんかなぁ。
そんなこんなで暫く乗っていると、確かに後退の時の「カン、カン、カン、…」音はなくなった。
直った、直った、と思った矢先…。
何てこと無い交差点を左に曲がってる最中に「バキッ!」と大きな鈍い音、通行人が振り返る位だから結構大きな音だった筈。
その音と共に、ビグロンは「ググッッ」と少し外側に膨らむような変な挙動をした。
何か変だ。
同じ日、暫くしてやはり左折であの「バキッ!」音と共に「ググッ」ときた。
絶対変だ。
症状をディーラに連絡したところ、再度ビグロンを診たいと言われ、1週間の入院となった。
1週間後、ディーラにビグロンを引き取りに行った。
「何だったんですか?」
「左前輪のドライブシャフトがポッキリ折れてました。」
おっ、ちょっと予想はしてたが、まさか本当に折れてるとは…。
「ゲロゲロ、そんな簡単に折れちゃうんですかぁ。」
ちょっと大袈裟に反応してみた。
「普通はそんな事は無いんですけどぉ。」
何ぃっ!、俺が無茶したとでも…、金かかるんかなぁ。
「慣れないんで、僕の使い方が何かまずかったんですかね?。」
ちょっと下手にでてみる。
「そんな事ないです。今迄の使い方でいいですよ。オフもガンガン行ってください。オフロード車ですから…。」
おぉ、ありがたいお言葉。
そうだ、ビグロンはオフロード車だったんだ。
友人の話を思い出した。
オフで傷めたパジェロをディーラに修理に出したら、「○○さん、オフ走るのやめてください。オフなんか走ったらすぐ壊れますよ。」…もしもし…?。
結局、ドライブシャフトを新品に交換してもらって、クレーム修理という事でめでたくダ〜タ。
気持ちよくディーラを出て、自宅に向かう途中の直線で、試しに40km/h位で2H→4Hに切り替えてみた。
「う〜〜ん」入らない。
「よいしょっと」…「ガリガガリ」ギア鳴りして、入らない。
世の中そんなもんだ…。
無用の長物だっ!<シフトオンザフライ
ま、問題無いからこのまま乗ろうっと。

●初クロカン(98.2.中)
先日、友人の60と共に初めてクロカンに挑戦した。
60はタイヤとシャックルでリフトアップされている。
ビグロンは超どノーマル。
軽く走った後、友人の提案で足伸びチェックをやる事に…。
さすがに独立懸架だけあって、前輪は全く伸びな〜い、縮まな〜い。 しかし、後ろは60のオーナが感心するほど伸びた。
その後は、楽しくて、面白くて、60といろんな場所を走った。
しかし、技術も未熟な上に車両感覚も良くないんだろう、亀の子スタックしてしまった。
引っ張ったり、引っ張られたり、楽しい1日だった。
《本日の成果》60は、右テールランプ破損、ビグロンは左サイドシル凹&シフトオンザフライ不調。
最初嬉しくて写真を撮り過ぎた為、肝心の成果を写真に撮る事ができなかった。
まだまだ蒼いな…。
その日、我々の他にもクロカン車/軍団がいたが、特に目立ってたのは…、
ナンバの無い、ジープ/ジムニ軍団。
この人たちはハンパじゃない、近寄りがたい集団だった。
次に、この日一番の注目株、日本のオフロードでは滅多にお目にかかれない最強マシン
謎のロシア人(生粋の日本人だが本人とその一団がそう言ってた)が操縦していた。
ああ、タイヤと車高が欲しい…。

●初レスキュ(98.1.上)
長靴良しっ!、作業用革手袋良しっ!、金象印ステンレス剣先スコップ良しっ!、タイヤチェーン良しっ!、伸縮自在ロープ良しっ!、ワイヤ良しっ!、Uシャックル良しっ!、懐中電灯良しっ!、その他良しっ!、良しっ!、良しっ!!。
獲物を求めて、いざ、大雪の中出発。
パトロールを始めて15分、右カーブの下り坂で曲がりきれなかったのだろう、少し路肩に落ちハザードを点滅させている獲物を発見。
良く見ると、古めの白のマークU、ちょっとシャコタン、運転席までフィルムが貼ってある。
ヤな範疇の車だが、背に腹はかえられない。
何が背で、何が腹だか良く分からないが、はやる気持ちを抑え平静を装い、とにかく獲物の所へ行った。
出てきたのは、大人しそうで控えめな兄ちゃん(20代半ば)だった。
車で人は判断できないな…。
「引っ張ろか?」
「全然駄目なんです。すみません、お願いします。」
「じゃ、ちょっと待ってね」
なれた様な素振りで、新品の牽引ロープを取り出し、ビグロンと獲物を連結。
4Lのリバース、アイドリングでクラッチミート、アクセル開度1.2mmでジワジワ引く。
獲物が動き始める瞬間、ビグロンがククッと振れたが、後は全く問題無い。
10m程引き上げて、レスキュ完了。
「良かったね。左カーブで対向車来てたらサヨナラだよ。」
「本当にありがとうございました。これ、取っといてください。」
そう言いながら、私の革手袋をした右手に千円札を何枚かねじ込んでくる。
「いいよ、いいよ、お金なんて。こういう車乗ってる人間は趣味で引っ張てるんだから。」
そうだ、私はこれが言いたかったんだ。
当然お金など受け取らずにお別れした。
「じゃ、家まで気を付けてっ!」
獲物は帰路に着いた。
方向が同じなので獲物の後ろを充分に車間を取って走った。
ビグロンは発進は得意だが、止まる事と曲がる事は大の苦手な事を忘れちゃいかん。
レスキュした獲物におかま掘ったんじゃ格好悪すぎる。
しかし、格好悪いのは獲物の方だった。
レスキュ現場から数百m走ったところの上り坂で、4tトラックと赤のRX−7が登れずにスタックしてた。
それを追い越そうと対向車線に出たところで、その獲物が登り切れずに止まってしまった。
どうにか左側に寄せて停車させた。
ビグロンを獲物の前にまわし、坂を上げてやった。
結局、獲物の自宅がそこから500m程だったので、自宅まで牽引してあげた。
着いた所はお寿司屋さんだった。
本当にすまなそうに私に礼を言っていたが、私の心は既に赤のRX−7にあった。
すぐに現場に戻り、次なる獲物(RX−7)のレスキューに取り掛かった。
「フック何処?」
「えっ?わかりませ〜ん。」
フック探すのに10分程かかった。
自分の車のフックの位置くらい覚えとけっ!。
坂の上まで牽引してやり、レスキュー完了。
レスキュー作業中、作業中の我々を追い抜こうとして、対向車線でスタックしてる車がいた。
エスクードだ。
後輪にゴムチェーンを巻いてホイルスピンしっぱなし。
前輪は全く動いていない。
エスクードって四輪駆動車じゃ…、アホだ。
そのFRのエスクードは、後続の同じ四輪駆動のエスクードにレスキュされていた。
FRのエスクードは上り坂に弱い…。

●走り初め(98.1.上)
新年早々、妻子を置いて、朝6時起きで4Lの錆落としに行って来た。
今年最初の林道は《高宕線》だ。
早起きは三文の得とは良く言ったもので、朝霧の中爽やかにニュルニュル滑る。
朝なお暗い《高宕線》は面白い。
と書きながら、少し飽きてきている自分も居る事は確かだ。
お次は《東山線》っと思ったら、なんと「全面通行止め」、しかも舗装工事の為ときた。
何たる事だ…。
気を取り直し、せっかく来たのだからと思い、国土地理院発行2万5千分の1地形図を頼りに、あたりの林道探索へ…。
《田代線》距離はまあまああるが、半分以上舗装路、しかも生活道路の色が濃い。
つまらないので、二度と行かない。
片倉ダム周辺を2,3本走ってみるが、もうダム周辺は駄目の様だ。
未補走路は残っているものの完璧に整備されてしまいそうな勢いだ。
再度、気を取り直して《三間線》へ。
最高だ。
まるで、TDLのアトラクションの1つのように、短いが色々な状況に出会う。
こんな所や、こんな所
この林道は延長される兆しはあるが、舗装される兆しが無いので嬉しい。
次の林道を目指して移動中、前回迄通行止めだった《高山線》が工事中ながらも通行可能になっていた。
早速入ってみるが、なかなか景色が良かった
今日の仕上げは《横尾線》だ。
眺めが良く、遠く太平洋迄拝めてしまう。
一通り楽しみ、帰路につこうと林道出口に向かって走っていると、前からパステルカラのオフロードバイクが一台、トコトコ走ってきた。
ちゃんとライトオンしている。
当然こちらもライトオンしている。
何て我々ってマナーが良いのだろう、少し充実感に浸った。
道幅がビグロンギリギリのなで、こちらが先に止まって、様子を見てた。
向こうもこちらに気付いていて、少し道幅が広い所で止まってくれた。
と思ったその時、こ・け・た。
助けようにも、ドアを開けて降りる程道幅に余裕がない。
バイクがこけているから前にも進めない。
見てるしか仕方無かった。
どうしたんだ、なかなかバイクを起こせない。
二度三度とずっこける。
最初は可哀相だと思っていたが、だんだん、しっかりしろよ、自分のバイクぐらいさっさと起こせ、男だろっ!っと思うようになった。
ようやくバイクが起き、エンジンもかかったので、ゆっくり横を通過しながら、「大丈夫?ごめんなさいね」こちらはちっとも悪く無いが、一応謝ってみた。
すると、「私の方こそすみませ〜ん。ごめんなさ〜い。大丈夫です、あはっ。」女だった。
多摩ナンバだった。
一人で走りに来るなんて見上げた根性だ。

●冬眠(97.12)
第二子の出生もあり、今は冬眠状態。
100km/週のお買い物車に成り下がって(上がって)いる。
副変速機のLow側が錆びそう。
●山梨,長野,埼玉県境の林道(97.11.中)
大阪の友人の結婚式にかこつけて、帰りしなに走りに行った。
特に《川上牧丘線》(山梨→長野)の長野県側には感動した。
最初は恐る恐る運転していたが、慣れとは恐いものだ。
林道が終わる頃には、荷物が車内で飛んでいた。
荷物はしっかり固定しましょう!
と思っていたら、前から来たトランザムの兄ちゃんに止められた。
「この道、山梨に抜けられます?」
「その車じゃ、腹擦っちゃいますよ。行けなきゃないが、車壊したくなかったら周り道した方がいいですよ。」
少し優越感に浸った事は否めない。
中津川林道》(長野→埼玉)は危ない。
フラットで、いかにもラリー屋さんが飛ばしそう
KP61の頃に来てたら、落ちてたかも…
あと、車とは直接関係ないが、秩父の景色は美しい。

●琵琶湖北西部の林道(97.11.中)
大阪の友人の結婚式にかこつけて、行きしなに走りに行った。
1992年に買った(そんなに前から気持ちだけは4×4オーナ)全国の林道の紹介本を見て当りを付けて行った。
ものの見事に舗装化されていた。
しかし、1本だけ舗装されておらず、全長も約20kmと充分に満喫できた。
途中、自衛隊の演習場の傍にビグロンを停めて地図を見ていて、ふと頭を上げたら、自衛隊員が二人、十数mの至近距離から二人とも双眼鏡でこちらを捕捉していた。
鼻くそをホジっていたのはおろか、毛穴の角栓まで確認された事は言うまでもない。
●房総の林道(97.11.上)
納車後1ヶ月は嬉しくて嬉しくて、4Lに入れたくて毎週房総の林道に行った。
お気に入りは《高宕線》《三間線》《横尾線》の3線。
おかげさまで側面はヘアライン仕上げになってしまった。
と書きながら、ヘアラインになった事になぜか充実感を感じている。
●納車(97.10.12)
ODDメータは既に45km。
こんなに走ってるの?新車なのに…。
前の車は、8kmで納車されたのに…。
しかし、余りの嬉しさにそんな事はすぐに忘れてしまった。
しっかり覚えているが…。
●競合(97.8.下)
駐車場の制約(1800mm*4900mm*2000mm,2000kg)の中、テラノ,プラド,チャレンジャ,ビッグホーン,サーフを候補に考え、最終的にはプラドとビッグホーンの二者択一。
結局5万円の差でビッグホーンに決定。
諸経費込み(9月登録)で280万ちょうど、お買い得だったと自分を納得させた。
大きな割賦を組んだので、なみめんチョから《ビッグローン》と呼ばれ、今は《ビグロン》という愛称で落ち着いた。
今迄、自分の車を愛称で呼ぶ人間を冷たい目で見ていたが、いざ自分の車に愛称が付いてしまうとその愛称で呼んでしまう。
人間なんて自分勝手な生き物だ。
本当に貯えが無くなった。
暫く(何年だろうか)超どノーマルの日々は続く…。

Ikakoo Gathering