どうやら、お家でチマチマ練習している時と、人様の前で演奏して良い調子になって来た時とで、ピッキングの強さがかなり違うようだ。
先月、LOOKのセッションで人様のフルアコを弾いた時、コルトレーンのセッションで RECORDA-ME をJP20で演った時、ソロの後半で音が歪んじゃってた。
で、同じく先月の地元のフルバンの定演の時(AS200)も、リハの時に良い感じと思った設定(チョっと歪んでる)でステージの後半のソロでやはり歪んでしまった。
LOOK、コルトレーン、フルバンの定演、どれも機材は全く違うのに同じ様な感じだ。
ようは、弾き方が安定してない & 音作りが下手糞 & 的を射てないって事なんだろな…_| ̄|○
やっぱり、盛り上がって強く弾いてもあからさまに歪んじゃっちゃぁヤだ。
もう少し、最大出力に留意して音作りしてみよう。
それはそれとして、最近贔屓にしてる Bad Cat 2-Tone なんだけれども、クリーンチャンネルでも強〜く弾くと結構歪んでる事が分った。
# ってか分ってたんだけれども、家でのチマチマ練習とは違い本番で元気に弾いた時に歪み過ぎなんじゃなかろかと…
ブルースとか演るんだったら、良い感じの歪み具合なんだろうけど…やっぱ歪み過ぎかな。
なので、プリ管を交換してみよ〜っ!って事に。
# 対応方法があってるかどうかは…少し置いといて…ま、ちょっと弄りたい病が発症したかな…って感じで。
Bad Cat 2-Tone のプリ管は 12AX7 って真空管。
これを交換する。
ネットでググってたら、『ヴィンテージサウンド®』ってサイト(お店)を発見。
このサイトのこの資料を見てると面白い。
同じ 12AX7 って型番でもメーカによってゲインは色々。
更に、同じメーカの 12AX7 でもゲインはまちまちだそうだ。
このお店では、同じメーカの同じ型番でもゲインの指定が可能。
で今回は、 『Electro Harmonix 12AX7/ECC83 低ゲイン指定』 を手配した。
なぜ、 Electro Harmonix を選んだかというと…なんとなくだ。
# 比較的安いし、聞きなれたメーカやし…
なぜ、低ゲイン指定をしたかというと、このサイトに…
プリ管を、3段階に選別したもので、パワー管と同様に、サウンドデザインをする場合に有効な選択方法です。 オーディオアンプの場合、高ゲイン指定は、力強く太いサウンドとなります。 ギターアンプの場合、高ゲイン指定は、歪み系サウンドとなります。 一方、低ゲイン指定は、クリア系サウンドとなります。 中ゲイン指定は、万人受けする標準的なサウンドとなります。 |
…て書いてあったから。
クリア系サウンドとなって欲しいなぁ…
注文してから2日で着いたので早速…
機材は、『 Ibanez JP20 』 ⇒ 『 BELDEN 8412 』 ⇒ 『 Bad Cat 2-Tone 』
⇒ 『 BELDEN 8412 』 ⇒ 『 LINE6 POD XT 』 で。
ギターのボリュームは10、トーンは4でテープ固定。
Bad Cat 2-Tone の ボリュームとトーンは両方とも9時でテープ固定。
後は真空管を抜き差しするだけ。
元々付いてた 12AX7 は CHINA と書かれてるだけ。
新規に購入した 12AX7 色々書いてある。
ロシア製みたい。
ところで、2-Toneには2本の12AX7が入ってる。
んで、左図の状態で CH.1 は正常に音が出る(当然CH.2は音出ない)でるので、CH.1は向かって右側の
12AX7 しか使ってないみたいだ。
ということで、元々の状態(2本ともCHINA)から、向かって右側の 12AX7 を入れ替えた。
でわ、実際の音を比較してみてくだされ〜っ!
左チャンネル | 右チャンネル |
CHINA | electro- harmonix |
[Sound]
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どう?
確かに、録音時、新真空管の方は若干レベルが低かったが…
私には、違いが分からない…_| ̄|○
ま、所詮、違いの分からん男って事だ…
もっと音色変わるんかと思ってた…
この際、12AT7 入れちゃうか?
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●たけだ 様 | |
違いますね。 (バッキングも真空管違うんですか?) ←違います 良い意味で、線が細い、クリアーなサウンドです。 |
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●案山子 様 | |
そうですね。 一聴すると細身になったようにも聞こえます。 でも決して痩せてはいません。 ややゲインが下がった分だけ出力が低くなったので、そう聞こえますが、中低域から低域の太さは変ってませんし、 中域のやや霞がかかったような太さがスッと抜けて聞こえるので細く感じるのでしょう。 音の透明度が上がったのでしょうね。 |
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