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POD XT バージョンアップ(1.04⇒2.01)

Line6のPODXTを手に入れたのが、2004/10/02。
KORGのサイトを見ると、バージョン2.0にバージョンアップしているようだ。
せっかくだから、バージョンアップを試みる事にした。
バージョンアップの概要はこんな感じ…

【注意!!】
このアップデートはPOD XTのみを対象としており、他の機種(POD XT LIVE, POD XT PRO等)は対象ではありません。
POD XT以外の機種にてこのアップデート作業を実施すると、本体のシステム・ソフトウェアを壊し、正常に起動しなくなります。お手持ちの機種名を確認し、作業をしてください。
又、アップデート作業中に電源を抜いたり、インターネット接続を切断したりすると本体のシステム・ソフトウェアが壊れ、正常に起動せずエラー・メッセージが表示される様になります。充分に注意して作業を進めてください。
アップデート作業中に発生した事故による商品の不具合については保証対象外となりますので予めご了承の程お願いいたします。

【上記事故が発生した場合の対処方法】
万一、上記事故により本体がエラーメッセージを表示した状態となった場合、アップデート作業を繰り返すことでシステム・ソフトウェアが上書きされ、正常な状態に戻る場合もあります(アップデート作業を繰り返す事では改善しない場合もありますのでご了承ください)。

◆◆主な変更点◆◆
● 音質の改善
キャビネット・モデルとマイク・モデルのモデリングを、一からやり直しました。それにより、新しいモデルでは、音がよりクリアで良く鳴るように改良されています。
また、アンプ・モデル『Brit J-800』、コンプレッサーも新しくなり、さらにMod とDelay モデルのフィード・バックについては、より一貫したウェット・レベルが得られるよう、特にハイ・ゲインアンプ・モデルのポスト・エフェクトとして使用した場合に、より良いサウンドが得られるようになりました。
● 128プログラムに増加
プログラム数を64 から128 にしました。
● POST・EQの追加
4バンド・セミパラメトリック・イコライザーを追加しました。このEQ 設定はチャンネル・ヴォリュームの直前にて配置されます。
● 4つのアンプ・モデルと2つのキャビネット・モデルを追加
・追加アンプ・モデル:
○Line6 Agro(Line6 オリジナル)
○Line6 Lunatic(Line6 オリジナル)
○Line6 Treadplate (Line6 オリジナル)
○Variax Acoustic (Line6 オリジナル)
・追加アンプ・モデル:
○2x12 Wishbook (67 年製Silvertone Twin twelve)
○1x15 Thunder (62 年製Super Thunderbolt)
●ソフト・スイッチ操作仕様変更

A:プログラム・モードとマニュアル・モードの切り替えを行います。
B:アンプセレクト・エディットページに切り替わります。
C:ゲートのオン/オフの切り替えを行います。
ダブルクリックで、コンプ/ゲートエディット・ページに切り替わります。
D:EQのオン/オフの切り替えを行います。
ダブルクリックで、EQエディット・ページに切り替わります。

<その他の変更点>
・コンプレッサー/ ゲートのエディット・ページで、それぞれのバイパスの状況が、確認ができるようになりました。
・Bose PS1(Live) アウトプット・モードを追加。
・USB ファーム・ウェアのヴァージョンとエレクトリック・シリアルナンバーがディスプレイ上で表示されます(Tuner Systemボタンを押してからの最後のページ)。
・ペダルのアップ・ダウン切り替え時のレイテンシー改善。
・SAVE ページ1 で、デスティネーション・チャンネル選択時のEFFECT TWEAK ツマミの反応を改善。
・FBV/FBV Shortboard 使用時の修正点
 Volume ペダルの最小値をアサイン可能
 フット・ペダルにTweak の設定をアサイン可能
 ヴォリュームペダルのルーティングパラメーターはTuner モードから切り替えるとすぐに機能します。
*POD XT Pro のみ
 Bank Up、Bank down を操作した後に、A,B,C,D スイッチ以外を押すことでバンクセレクトモードから抜けられます。
(A,B,C,D チャンネルが選ばれていなければ前のモードに戻ります。
【KORGのサイト『http://www.korg.co.jp/Support/Update/PODxt/』から引用】
以下のダウンロード・ファイルはバージョンアップに関する手順が書かれています。順に作業を行うことでPODxtをバージョン2.0にアップデートすることができます。
Line6ユーザー登録の方法 (PDF形式、117KB)
まず一番はじめに、Line6のウェブサイトでユーザー登録が必要です。登録せずにアップデートの作業を行うことはできません。

PODxt ドライバのインストール(PDF形式、221KB)
PODxt ドライバのインストール方法です。

Line6 "Monkey"とPODxt USBファームウエア/Flashメモリのインストール(PDF形式、221KB)
Line6 "Monkey"は本体をアップデートするのに必要なアプリケーションで、これをインストール後に各種ドライバなどをインストールすることになります。

【KORGのサイト『http://www.korg.co.jp/Support/Update/PODxt/』から引用】


全体の流れは以下の6段階のようだ。

1) LINE6 WEBからのダウンロードサービスをするには、まずユーザー登録をする必要があります 。
2) 次にLINE6 DOWNLOADサイトからアップデート用ソフトウェアLINE6MONKEYをダウンロードします。
3) LINE6 MONKEYをコンピュータへインストールします。
4) LINE6 WEBより、USBドライバをダウンロードします。
5) USBドライバをインストールします。
6) アップデート作業を行う。

信じる者は救われる。
このサイトの言うがままに事を進めよう。
あ、私のパソコンは、『Microsoft Windows XP Home Edition Version 2002 Service Pack 2』っす。
『Line6ユーザー登録の方法』のPDFを見い見いユーザ登録します。
この(↑)PDFだと住所とかいろいろ登録するような事が書いてあるけども、『UserName』『Password』『Email』の3つだけだった。
『Create Account!』ボタンの上のチェックボックスもPDFとは違い『Contact me about Line 6 products and promotions.』と書かれていて、チェックをいれると色々メールが送られてきそうなので、当然チェックを外す。
で、『Create Account!』ボタンを押すと、MY ACCOUNTなるページが表示され、各種ソフトがダウンロードできる状態になった。
最初パスワードを数字4桁にしたら、登録できなかった。
どこかに書いてあるんだろうけれども、医者に英語を止められている私にはさっぱり…。
数字4文字英字3文字でOKになった。
これで、1)は終わり。

次に、2)だ。
http://line6.com/account/』にアクセスし、さっき自分で登録した『UserName』『Password』でLoginだ。
そこに、ダウンロード可能なソフトウェアが一覧されているので、『Line 6 Monkey』をクリック!
ここから、ようやく『Line6 "Monkey"とPODxt USBファームウエア/Flashメモリのインストール』のPDFを見い見い作業。
このPDFの3ページまでで、2)は終わり。
因みに、私のダウンロードした『Line 6 Monkey』はこれ

次は、3)…と思ったが、4)が先の方が人道的に正解と思うので、まず4)。
http://line6.com/account/』にアクセスし、さっき自分で登録した『UserName』『Password』でLoginだ。
そこに、ダウンロード可能なソフトウェアが一覧されているので、『Line 6 Monkey』をクリック!(ここまでは、2)の時と一緒)
で、『Software』の所で、『Drivers』を選択して『Show』ボタンを押下。
『PODxt ドライバのインストール』のPDFを見い見い作業。
このPDF(↑)の最後までいくと、4)も5)も終わった事になる。
因みに、私がダウンロードした『Drivers』はこれ

お次は、飛ばしていた3)だ。
何で3)を飛ばしてたか分かりますよね。
そう、『Line6 "Monkey"とPODxt USBファームウエア/Flashメモリのインストール』のPDFの4頁の時点で、既にパソコンとPODXTがUSBで接続されてないといけへんからやでぇ。
ちょっと不親切やなぁ…>KORG殿
ま、関西弁は良いとして、このPDFの4頁以降をグイグイ作業しちゃお!
PDF通りにやってみると分かりますが、『Update Selector』ボタンをおしたら、「ちゃんとログインせなあかんでぇ」と医者に英語を止められている私にも分かるように叱られます。
なので、それに従ってウィンドウ内で『UserName』『Password』に入力してLoginすればOK。
『Flash Memory』のバージョンアップが終わったら、続いて『USB Firmware』をバージョンアップ。
っと思ったら、何か上手くいかないんで、一度『Line6 Monkey』を再起動し、リトライ…成功。
で、気が付けば、6)まで終わっているので、めでたく終了。

結果として、『USB Firmware』は、Ver.1.06⇒Ver.1.12に、『Flash Memory』は、Ver.1.04⇒Ver.2.01にバージョンアップできた。

さて、バージョンアップ前に作った音色は消えちゃったから、また作りますかぁ…っと思ったら、残ってなさった。
けど、エディット、エディット…(^-^;

この手のパソコンの作業は、手順書通りに行かないのが普通。
もし、手順書通りだった、よっぽど貴殿の普段の行いが良いと思いましょう。
今回も、いたるところで、手順書通りとは行かなかった。
このページをUPしたのは、2005/5/1なので、それ以降、この記事とも変わってる可能性もあるでしょう。
いや、変わってる方が自然だ。
なので、各自臨機応変に対応してくだされ。
幸運を祈ります…な〜む〜