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下道帰省&上道上京(2002.08.中)
自宅の幕張から、Aポイント近くの自分の実家を経て、下関の奥様の実家まで独りで走る機会に恵まれた。
東名名神を使う理由が見当たらないので、使わない事にした。
あと、通ってみたい所もあったので…
朝の6時に自宅(幕張)を出発、『湾岸習志野』から東関道に入りそのまま首都高湾岸線を通り、『羽田空港』『ベイブリッジ』を通過し『杉田』で首都高を降り、環状3号を抜け、ややこしい『田谷』交差点を通り、312号、402号を経て、『影取町』の交差点で国道1号に出た。
この間、長めの信号待ちはあったが、渋滞らしき渋滞はなし…OKだ。
その後、国道1号を走り、うっかりして新湘南バイパスへ。
しかし、割高感はあるが、結果として時間は稼げたと思う…<言い訳
さっさと『茅ヶ崎中央』で降り、適当に西走して『銀河大橋』を渡る。
前後の交差点も空き空きだ。
『銀河大橋』を渡りきったら、海に向かうんじゃなくて、道の名前は分からないが、ジリジリと北へ上がりながら西走する道で小田厚を目指す。
適当な入り口から入ろうを思ったが、VICSが小田厚に赤い矢印を引っ張っている。
そうこうしている間に、県道63号を大磯付近まできてしまったので、景色が綺麗な西湘バイパスに入る事にした。
で、小田原から沼津へ、どのルートを使うかだ。
今回は、熱海から鷹ノ巣山トンネルを抜ける事にした。
まず、早川辺りで渋滞してしまった。
おそらく20〜30分位だっただろうか…
で、なんと熱海ビーチラインが入り口の料金所から渋滞が見えてたので、国道135号を選んだが…これが正解…クネクネして巡航速度は遅いが、渋滞はなかった。
鷹ノ巣山トンネルを過ぎてからは、ナビを頼りに適当に駿河湾に出て、海沿いに単調な道を走り、『今井』で国道1号と合流。
殆ど高速の富士由比バイパスを通り、スピードと景色を楽しんで、清水市へ。
ここで、渋滞してきたので、前から行ってみたかった海沿いに走ろうと思って、三保方面を目指し、海沿いの国道150号にでた。
暫く行くと『国道が海上を走る』と地図に書いてある。
大崩海岸って所だ。
行って、見て…本当に大きく崩れてる海岸だ…しかも、本当に国道が海上を走ってる。<なかなか良い感じ
せっかくなので、そのまま御前崎を経て、海沿いで浜名湖をめざした。<凄い時間ロス
この辺り、自転車でず〜っと走れるようだ。
この時気付いた。
今日中にAポイント近くの実家にたどり着かなきゃならんのに、まだ、行程の半分、でも時間は出発して10時間が過ぎてた…回り道しすぎた…(^^;
ここからはいつも通りに、浜名バイパス国道23号国道23号国道23号、名阪国道、等々で実家に到着…16時間を費やしてしまった。
朝6時に出発して、夜の10時に到着…翌日は下関まで行くのに…
気を取り直して、翌日6時にAポイント近くの実家を出発、阪神高速神戸線、第二神明、加古川バイパス、……、ひたすら国道2号国道2号国道2号国道2号国道2号、だ。
復路の上京については、妻子が同乗していたので、中国道、山陽道、東名、等々、殿様路線を使用した。
で、今回の下道帰省&上道上京をまとめてみた。

千葉-関西 関西-下関
往路(下道) 復路(上道) 往路(下道) 復路(上道)
走行距離 540km 497km 525km 511km
燃費 8.7km/L 8.9km/L 9.6km/L 8.9km/L
時間 16.0h 7.5h 11.5h 9.0h
通行料 \3,160- \10,250- \1,500- \11,000-
通行料
の内訳
東関道\400-
首都高\1,300-
新湘南BP\300-
西湘BP\450-
真鶴道路\310-
浜名BP\200-
豊川橋\200-
東名阪\2,050-
東名\7,100-
首都高\700-
東関道\400-
阪神高速\1,200-
第二神明\300-
中国/山陽道
\10,900-
鳥飼仁和寺大橋
\100-
【関連ビグロン記】
No.120 長距離ドライブ
No.99 下道帰省&上京
No.74 国道vs東名名神

家計レスキュ(2002.03.下)
家計がスタックしてしまった。
これから(少なくとも)1年間賞与23.8%カット、給与数%カットが決定してしまった。
賞与も生活給としての役割を果たしていたし、一昨年で住宅ローンのゆとり返済のゆとり期間が終わってしまった。
去年末あたりから薄々予想はしていたので、道楽は自粛していたが、いざ決定となってしまうと…(ToT)
この賃金カットが続く間は、クロカンの回数もグっと減ってしまう…というか、そうしないと生活水準が…
ま、とりあえず、暗くなっていても仕方ないので、何かしようと思い、お手軽なので「これ」と「これ」をやってみた。
節約できるお金を計算して、また、暗くなってしまった。
年に1回クロカンを減らす方が全然お得である…(^^;


いざ鎌倉(2002.03.下)
以前から薄々は感付いていたが、うちの家族はハイソサイティのようだ。
上の娘が絵を見に行きたいという。
しかも「クレー」ご指名だ。
「クレー」の絵本何ぞもお持ちになっているようだ。
家族思いの私は、鎌倉の近代美術館(鶴岡八幡宮敷地内)に家族の皆様をお連れする事にした。
しかし、鎌倉という町の印象は、「チョ〜渋滞」「駐車場無い」「駐車料金高い」だ。
で、今回は事前に少しインターネットで研究してみた。
どうやら、鎌倉周辺に車を駐車して、公共機関で市街地に入る「パーク&バスライド」と「パーク&レールライド」という2つの仕組みがあるようだ。
「パーク&バスライド」は、由比ガ浜に車を駐車して、バスで市街地に入って4時間で\1.6K-。
「パーク&レールライド」は、七里ガ浜に車を駐車して、江ノ電で市街地に入って5時間で\1.5K-。
「バスvs江ノ電」「4時間vs5時間」「\1.6K-vs\1.5K-」どれをとっても「パーク&レールライド」の勝ちな為、それにした。
家の最寄のインタ(湾岸習志野)のから道なりに高速を走っていくと、横横の朝比奈インタまで行ってしまう(事に今回気が付いた…(^^;)。
上手くすれば、一回もウインカ出さないでも台所武装だ。
朝比奈インタ迄は、渋滞も無く順調だったが、料金所をでた瞬間から渋滞の最後部がすぐそこに見えている。
VICSで確認すると、その渋滞は、金沢鎌倉線の鶴岡八幡宮までビッタシの様だ…予定通りだ。
予定通り、迂回路を行く。
逗子まわりというか、電車づたいというか、上手い具合に国道134号を使わずに行くって感じだ。
踏み切りや信号でちょっとは止まったが、うんざりする事もなく、総じて良さげに渋滞回避ができた。
目的地の七里ガ浜海岸駐車場の手前数百mだけ国道134号(ここだけで15分位かかってしまった…)を走って到着した。
幕張から七里ガ浜まで2時間程度、OKだ。
さっさと車を駐車し、江ノ電で鎌倉へ。
鎌倉駅から近代美術館に行く途中でお昼を食べ(二度と行かない!あんなお好み焼き屋)、クレー展へ。
その後、鶴岡八幡宮、大仏様、等々行って約4時間強で七里ガ浜に戻ってきました。
帰りも、大井料金所で5分ほど渋滞しましたが、やはり2時間で到着、いい道発見したみたいです。
ところで、今回から家族撮影用に、親父の形見である「Nikon F No.6510822」と「SEKONIC STUDIO DELUXE L-398 No.710741」を使い始めたんだが、困った事になってしまった。
24枚撮りのフィルムを全て撮り終わったところで、さぁ、フィルムを抜こうと思ったんだが、抜き方が分からない…(^^;;
今までのカメラって何かボタンを押しながらフィルムが巻き取れたんだが、今回始めて使った F には、そのボタンらしきものが…ない?
適当に操作してて、ポロって裏蓋が外れて、フィルムがオジャンっていかにもなりそ〜。
フィルムの抜き方教えてください…m(..)m>ご存知の方
しかし、このカメラと露出計は凄い。
30年以上も前の物なのに、ちゃんと動くし、しかも、電池要らず!
今時、信じられない…
# フィルムの抜き方について御教授いただきありがとうございました。
# おかげさまで無事フィルムが抜けました。
# あと、こんな便利なサイトも教えていただきました。m(..)m


●林道ML-OLM(2002.03.中)
なんと、今年は未だにシチィオフローダだ。
そうは言ってもなんともならんので、のんびり気分で房総の林道に行ってきた。
林道MLのOLM(オフラインミーティング)だ。
今日の参加車は5台
朝9:00に集合して、月崎大久保林道→展望台で見学→大福山林道経て、三間線でお昼のつもりが…
三間線は工事中で入れません。
あの素彫りのクランクのトンネルはどうなっちゃうんだろ…
気を取り直して、横尾林道を経て志駒林道へ。
志駒林道は初めてだ。
い〜感じだぁ。
最後は、金谷元名林道から竹岡線へ。
今日は、実にのんびりできた。
ダラダラ昼飯喰うのは気持ちイ〜。
志駒林道、ここ良いです。
現在の所、房総の林道のお気に入りは、「高宕線」「三間線」「志駒林道」の3つだ。
でも、三間線は整備工事中…
高宕線は崩落通行止中…
また、行きましょ。


後方視界改善策(2002.02.中)
ビグロンには、購入当初からリアアンダーミラーを装着している。
これのおかげで何度か助かってるのは確かだが、これがあっても何度かヒヤっとしているのも確かだ。
しかも、大径のスペアタイヤを載むとなおさらだ。
以前から、やろうと思っていた事をやってみた。
エーモンから出ている、凹レンズシートのような物だ。
ジェームスでMサイズ\1.2K-を購入し、窓枠にあわせてカッターで切り抜いた。
当然、使ったカッターはNTカッターである。
接着剤や両面テープのような物で貼るのではなく、水で濡らしてペタっと貼って、シートと窓の間の空気を抜くというお手軽な装着だ。
ヤだったら何時でも簡単に剥げる。
装着するとこんな感じだ。
後方視界がどれほど改善されたか確認した。
あの極端な歪みと光の干渉(?)がヤな方は駄目でしょうが、後方視界が極端に悪い車には有効かと…
余裕のある方は、当然、カメラか…


2001年末走行会(2001.12.下)
去年に続いて、今年も三重県の「花の実」で年末走行会が行なわれたので参加してきた。
関西で走れるのは年に1度か2度なので楽しみだ。
旗振り人はきたやまさん。
20台をこえているので、当然まとまりもなく、まとまってたら走れないし、なんとなく走行会が始まった。
入り口でエアを落としていたら、皆どこかへ行ってしまった。
降りていくと、「ここ昇れ」と誘われた。
shino号はクリア済みのよう。
私もフロントデフロックを試したかったのでアタックする事に。
う〜んいい感じだ。
フロントは思い通りのラインを昇って行き、リアは右後を穴に落としてしまったが、チョンチョンってサイドを引いてやると昇って来た。
信じなさい……カチカチカチ……
次はV溝のようです。
ここでは、車の限界より運転手(私)が先に限界来ちゃいました。
精進いたします……カチカチカチ……
昼食後、shinoさんの誘いに乗って林間コースへ…
楽しい楽しい1日だった。
さあ、これから辛い辛い洗車だ。
帰りがけの洗車場で\4,000-かけたところ(内、\1,200-は洗車場の洗車)で、時間切れ中断。
翌日朝から実家で洗車、バケツ3杯分の泥を洗い出したがまだまだ泥が…
走行会当日は、そうでもなかった(と思った)が日を追うごとにサイドブレーキが効かなくなってくる(ような気がする)。
幕張にUターンしてくる日には前進方向には全く効かなくなった(後方向も殆ど効いてない)。
かろうじてスワンパのイボで停車できる程だ。
少しでも傾斜があるとサイドブレーキを力一杯引っ張ってもス〜っとビグロンは前へ…
これはいかん。
サイドブレーキの掃除&調整をやろ〜っ!
幕張に戻って、今まで1個しか持ってなかったウマをもう1個、なぜか機会を逸して買えてなかったプラハン、ブレーキパーツクリーナのでっかいの2缶、その他諸々で\6k程の出資だ。
それ位だせば、車屋さんで掃除&調整くらいしてもらえるかも知れないが、工具類を買って自分で苦労してやると、かかった金額は同じ位でも「工具と技術は残る」…良い言葉だと思いません?
UBS研究所の社訓(所訓?)です。
なので、こんな感じでまず掃除
出るわ、出るわ、どろ、泥、ドロ。
で、今回ドラムブレーキの掃除をする際に、非常に便利だったグッズを2つご紹介。
掃除が終わって、調整。
ブレーキ裏側のホーシングの真下辺りの小さいゴムキャップ(?)を取ってカチカチ(デフロックじゃないよ)やる。
上から下の方向にカチカチやるとシューは開く。
下から上の方向にカチカチやるとシューは閉じる。
ドラムを手で回してみたりしながら、調整したが結局左右ともに15カチ開いて2カチ戻したので都合13カチだった。
サイドブレーキレバーも普通に引けば4カチ、力一杯引いて5カチと良さげだ。
(注意:デフロックの「カチ」とそれ以外の「カチ」を適宜聞き分けるように)
う〜ん、なかなか楽しかった<掃除&調整
この機会のきっかけを作ってくれたshinoさん、「分解かんたんだよ〜」と教えてくれたたつはらさん、技術指導のUBS研究所所長殿、ありがとうございました。
ところで、2002年末走行会、やるんですよね>きたやまさん


朝練(2001.12.下)
今年最後の朝練だ。
フロント溶接デフロックを実装してまともに走るのも初めてだ…楽しみ楽しみ。
楽しみといえば、コールマンの遠赤ヒータアタッチメントなる物を買ってみた。
朝練の前日、ベランダで試し焚き
そして、翌朝皆が来る前に独り寂しく使ってみる
そうこうしているうちに、集まってきた
さっそく、フロントデフロックの威力を確かめるべくステアケースへ。
今までじゃ絶対無理だったステアケースを攻めてみる。
やっぱり、駄目だ。
でも、粘って色々試してみる。
すると…、行けてしまった。
今度はもう少し辛いステアケースを攻めてみる。
やはり、駄目だ。
粘って、色々試してみる。
すると…、これまた行けてしまった。
どうやら、左右前輪のどちらか1輪でも良いから、きっかけ(とういか引っ掛かり?)を作ってやると、フロントが持ち上がるようだ。
「乗り上げ」という言葉がピッタリ来るような感じだ。
でも、気を付けないと、ヤバイ状態に陥りそうだ。
ひそかに感激していると、おっさん@UCS69GW、マルひらぬま夫妻@ダットラ、いしざき親子@UBS73GWがやってきた。
そして、ちょっと探検にでてみる事にした。
ちょっとのつもりが、大仕事になったしまった。
探検コースの入り口から、自走できなかったなみめんチョ号
そのなみめんチョ号をレスキューしに行って、嵌まったビグロン
そのビグロンをレスキューしようとしたら、嵌まったおっさん号。
そのおっさん号のアンカーになるべく、移動してたら動けなくなったビグロン。
独りで大嵌まりのマルひらぬま号。
気が付いたら12時まわってました。
昼飯を食べ終わり、いしざき親子&ひげぷっチョ&なみめんチョを置いて、私は急いで帰路についた。
なぜなら、今日、奥さんの実家(下関)から河豚が到着するのだ!
「かっぱ(河童)」じゃないっすよ!
「いるか(海豚)」じゃないっすよ!
普通は、食えない量と味です…(^o^)/
洗車場に向かっているとなみめんチョから電話が入った。
ひげぷっチョがこけたようだ。
ま、「ジムニがこけた」というのは珍しくないので、気遣いながらもそのまま洗車場に向かい、洗車をしていた。
しかし、現場では深刻な事態のようだった。
結局、私は洗車場から、ひげぷっチョを勇気付け(正確には見物しに…)に戻った
明日は、我が身。
気をつけましょ〜>クロカンする方


サイクロンテストの統計分析(2001.12.中)
私がいつものように仕事に打ち込んでいると、なにやら小難しいメールが飛び込んできた。
内容は、非常に興味深い物だった。
メールの発信元は、やまね@UBS69DW氏だ。
下の《サイクロンはビグロンに効くか?》を読んでのメールだった。
私が行なったテストを統計分析にかけたというのだ。
先ず、分析結果からお伝えしよう。

1 サイクロンの有無で加速時間が短縮する、という仮説は95%で支持されます。
2 実験回数は、実験結果に影響していません。

分かります?
ちんぷんかんぷん(←死語?)だ。
では、氏のMS-Excelを使った「ごく簡単な」二元分散分析を見てみよう。
ホントに「ごく簡単な」分析だ…(^^;
私が理解できる言葉に翻訳するとぉ…
「実験自体はある程度信用でき、サイクロンの効果もあると言って間違いなさそうだ」って事……で良いんでしょ〜かぁ?>やまねさん
もう一つ別のテストしてみるかなぁ…


●サイクロンはビグロンに効くか?(2001.12.上)
サイクロンが発売されてどれ位経つだろうか。
「四駆のバイアグラ」「燃費が○○%良くなった」「加速が良くなるもんだから、楽しくてアクセル踏みすぎて逆に燃費が悪くならないように気を付けて」「ATのシフトアップの回転数が下がった」「……」
まぁ、色々でたもんだ。
ビグロンにサイクロンを装着する気はなかったのかというと、実は、試したくて試したくてしょうがなかった。
「買う前に装着して効果が感じられなかったら買わなくても良い」というような良心的なお店もあったが、私の性格上そういうシーンになると冷静な判断ができなくなり、購入してしまう事は目に見えていた。
しかも、高い。
\12,800-だ。
50%OFFでも考えてしまう…(^^;…そんな状況だった。
しかし、今回、諸般の事情により、サイクロンを装着できる事になった。
ビグロンは、1997年(平成9年)式UBS69GW、エンジンは4JG2(3100ccD/T)だ。
サイクロンサイズは55mとなる。
正しいかどうかは分からないが、装着位置はここにした。
私の記憶が正しければ、「マニュアル車よりオートマ車」「ディーゼル車よりガソリン車」「ターボ車よりNA車」に良く効果が現れるという事だった筈だ。
み、みんな逆やん…(^^;
ま、それはそれとして、話を進めよう。
因みにビグロンのエンジン廻りだが全くといって良い程、純正のままだ。
唯一、経済的事情によりエアクリーナをファイナフィルタに交換してある位だ。
この状態で、サイクロンがビグロンに効果があるかどうかのテストを行なう。
テスト内容だが、色々考えたが、以前(サイクロン発売当時)から決めていた次の方法で行なう事にした。
先ず、カーステ、エアコンの類は全てOFF、窓は全閉で行なう。
発進し、2H2速でアイドリングで等速運動になるのを待つ。
速度が安定したところで、ストップウォッチをスタートさせると同時に、アクセルを全開にする。
そして、エンジンの回転数が3000rpmに達した時にストップウォッチをストップさせる。
ストップウォッチには、弊社デジタル腕時計を使用するので大丈夫だ。
先ず、サイクロンを装着せずに3回計測。
その後、サイクロンを装着して5回計測。
最後に、サイクロンを外して2回計測。
都合、サイクロンの有り無しでそれぞれ5回ずつ計測する。
そして、それぞれの最短と最長タイムを除く3回の計測結果を平均してそれぞれの代表タイムとする。
その結果がこれだっ!

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 代表タイム
サイクロン 4s90 4s95 4s96 4s88 4s77 4s91
4s76 4s82 4s78 4s82 4s78 4s79
効 果 0s12

さて、この結果をどう考察するかが問題だ。

ポジティブに考察してみると…
計測結果から分かるように、サイクロンの効果は明らかである。
また、数字以上にその効果は体感できた。
アクセルレスポンスが良くなり、あたかも車重が軽くなったなったかのようだ。
この様子からすると、燃費の向上も期待がもてる。
最後に、計測した訳ではないが、黒煙の排出量も減少したようだ。
…とでもなるのだろうか。
いかにも、利害関係の絡んだ雑誌風でヤな感じだ。

次に、ネガティブに考察してみると…
ぱっと見、効果が数値に現れているように見えるが、計測の回数が重なるにつれ車の状況は変わっていく。
最も車の状況が安定していると思われる、最後の2回同士(4回目,5回目)を比較するとそれほど明らかな差異はみられない。
また、加速感等の変化も取りたてて体感できなかった。
燃費については未計測だが、期待はできなさそうである。
もともとビグロンは黒煙の排出量は少ないので、その減少も確認できなかった。
…って感じだろうか。
余りにも、斜に構えすぎだろうか…

1枚の風景写真を見る際、その説明の仕方に依っては、霊のとりついた恐怖の写真になったり、α波を出しリラックスできる写真になったりする。
車酔いする人に、酔い止めと言って全く関係のない薬を渡しても、車酔いしにくくなる。
私の、正直な考察をかいてみよう。
ビグロンに対しサイクロン効果は確かにある。
しかし、それは劇的な物ではない。
この緩やかな効果にたいして、\12,800-払う価値があるかどうかは、それぞれのオーナの価値観次第だ。
い、いかにも日本人らしい、どちらともとれない、いい加減な考察だ。
あ、そうだ、私は日本人だった…(^^;


●フロントデフロック(2001.11.中)
2週間程前の日曜日の深夜、しま氏と私は、いしざき氏とおっさん氏によるイニシエーションを受けた。
性格が素直な私は、洗脳されてしまった。
前日の金曜の夜、おっさん氏からコンプレッサ、エアインパクト等を借り、気が付くと土曜の朝9時にはUBS研究所の前に佇んでいた。
晴れていればすぐ作業だったのが、雨模様だったので近くの喫茶店で時間を潰す事に…
暫くすると、私と同じ時にイニシエーションを受けたしま氏が登場。
準備は整った。
本日の雨の原因でもある紳士@白チェロキが登場だ。
紳士へのイニシエーションが始まった。
まだ雨は上がらない。
朝の9時過ぎからモーニングを2回食べ昼をまわっておやつの時刻になっても、まだ、雨は止まなかった。
そろそろお昼を食べるべく、吉野屋に行った。
「ネギダク」「シルダク」というたのみ方が通のようだ。
まだ、雨は止まない。
研究所へ戻り、屋根のあるところで、ピニオンギヤの溶接部の歯当たりを出す為に、グラインダで溶接部を削る…
夕方の5時半になって、ようやく雨も小ぶりになり作業開始。
いしざき氏、しま氏、私の3人掛りでビグロンのデフを下ろす
デフが下りた所で、本日の作業を終わろうとしたが、私がどうしてもデフを開けたいとわがままを言い、デフを開ける事になった。
この事が吉と出たっ!
何と、中ではこんな事が
あわてて、おっさんに電話です。
イ「41枚のリングギアもってる?」
お「もってるよ〜ん?」
イ「取りに逝くから売って」
お「どうしたん?」
イ「歯が欠けてた…」
お「持って行こうか?」
うっ…これからイニシエーションだ…(^^;
いしざき氏、おっさん氏、しま氏、私の4人でサイゼリアのテーブルの真中にリングギアを鎮座させ、食事をとりながら、深夜までイニシエーションは続いた。
気が付くと、翌、日曜日の朝、8時前にはUBS研究所の前に佇んでいた。
コンビニで購入した朝食を軽く済ませ、早速組み込みだ。
結局組み込みが終わったのが夕方の5時過ぎ。
いしざき氏は、朝から独りで下ろしにかかって、デフを組み込んで、組戻し、エンジンオイルの交換を済ませ、適宜私への指導をしながら、私より早く作業が終わっていた。
すばらしい、作業効率だ。
夕方の5時半に遅い昼食をとり、いつもの場所でテスト。
う〜ん、普通に走ってしまう。
なんか、どこまでも普通に走ってしまうという感じだ。
窓から前輪を見ていると、当然だが、常にタイヤは回り続けている。
壊れなきゃ、こりゃ、素晴らしそうだ。
真っ暗なうえ、ド〜ロドロだったので少ししかテストできなかったが、次回はグリップの良い所で試してみたいなぁ…


フロントデフ考(2001.11.上)
ここを、読んでいただいている方々は、いしざき@UBS73GW、おっさん@UCS69GW、という2台のいすゞ車はご存知だろう。
最近その2台が、人の道を踏み外している(OFFROAD)との情報が入った。
悪路走破性を向上させる為に、フロントにトラクションデバイスを検討しているとの事…
雑誌等を見ただけでは、UBSやUCSのフロントに入れるトラクションデバイスの情報は見当たらない。
しかし、世界は広いもので、よくよく話を聞くと、UBS73GWもUCS69GWもフロントデフは共通で、しかも、何代か前のビッグホーンのリアとも共通のようで、その何代か前のビッグホーンのリア用のLSDとやらが入るようだ。
しかも、ロックライトも存在している。
また、暫くするとARBのエアロッカもリリースされそうな勢いだ。
で、何を入れるのかなぁ…と興味を持ってみていると、先出のどのトラデバでもなく、なんと、「溶接デフロック」だ。
# いすゞ乗りはとことんビンボ〜だ…(^^;
で、とりあえず、フロントデフ廻りのお勉強だ
ピニオンとサイドギヤ辺りを加工する事でデフの差動を殺そうとしているようだ。
で、いしざき号、おっさん号の実験の様子をうかがう。
UBS研究所にUPされている画像を取り込み、拡大してよ〜〜〜〜く見る。
分かったぁ〜っ!
サイドギヤの歯の数が17枚という奇数の為、2つのピニオンの片方が谷でサイドギヤと噛みあってる時、もう片方は山でサイドギヤで噛みあってる。
このサイドギヤの歯数が奇数という事が諸悪の根源だ…きっと。
そして、私得意の机上DEBUGが始まった。
そして、この机上DEBUGの結果を実際のギヤで検証してみたくなり、ピニオン2個、サイドギヤ2個を購入しマーキングしてみた。
う〜ん、良さげだ。
絶対の自信を持ち、UBS研究所に乗り込んでみた。
そして、研究所内で検証が始まった。
完璧と思えたが、実際に組み込むと不具合が出てきた。
サイドギヤとピニオンの歯車の直径がちがうので、歯の当たるタイミングが微妙に違う。
やはり、駄目か…
しかし、より良い方法も見つからないので、この不具合も逆手に取り、サイドギアの補強も入れ、最終結果を出した。
という事で、フロント溶接デフロックの際の溶接位置の思考は終了した。
考えるのは楽しいなぁ…
あ〜あ、楽しかった!


Ikakoo Gathering
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