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エフェクタによる音痩せCheck!

普段は、エフェクタは使わない。
ギターとアンプの間はシールドのみって事が多い。
でも、エフェクタは大好きだ。
昔(若かりし頃)は、足元にエフェクタ並べてみたり、バブリな頃はラックに色々いれてみたり…
最近乗せてもらってる『ミクバン(mixi内のビックバンドやるべコミュのフルバン』は元気な曲を演る事が多いので、エフェクタを使ってみてる。
で、良くエフェクタ繋ぐと音痩せするって言われるけど、果たしてどれ位音痩せしているのかを Check してみる事にした。
エフェクタを ON にしてる時はその効果を得てるんだから良いんだけれども、問題は OFF にしてる時。
エフェクタを繋がない時と、繋いでOFFにしてる時って、明らかに音が違うんだよね。
それが、どれ位な物なのかを客観的に知りたかったので…

実験台は、マルチエフェクタの『ME-50』とコンパクトエフェクタの『BD-2(オーバドライブ)』『CE-3(コーラス)』『RV-3(リバーブ)』。

先ず ME-50 だけれども致命的が2つある。
バイパスというモードがない。
全てのエフェクタをOFFする事でバイパスと同様(?)になる。
もう一つは、リバーブの ON/OFF がマニュアルでできない事。


次は、コンパクトエフェクタ。
私の中では3種の神器の「歪み」「コーラス」「リバーブ」これらがあれば、ま、何とかなる(と思ってる)。
こちらの致命的な事は、3台をOFFにした時だ。
OFFのエフェクタを3台も通過することになる。
音痩せが…


しかし、私は Roland(BOSS) の回し者か(?)って思ってしまう。
売る程お金があれば、フルチューブアンプでクリア/歪みを作って、センドリターンにラックのコーラス(ピッチシフタ)とリバーブって事をしてみたいんだけど…
滅多に使わないエフェクタにそこまで注ぎ込むのもねぇ…
って事で、無難な所に落ち着いて、 Roland(BOSS) の回し者になってる訳だ。


でわ、出音のCheckっ!
『フォン(メス)⇔フォン(メス)の変換アダプタ(何も繋がないの意)』と『ME-50』と『BD-2+CE-3+RV-3』の三つ巴対戦。

使用機材は、『ES-335TDEXL115)』⇒『Monster JAZZ(6.4m)』⇒『比較対象(エフェクタ類)』⇒『Monster JAZZ(3.6m)』⇒『POD XT』⇒PC
いつもの様に、比較の対象(今回はエフェクタ類)以外は同条件(の筈)、ギターのボリューム10、トーンは6(テープで固定(^-^;)。

…のつもりなんだけれども、比較対象〜POD間のシールド(3.6m)の扱いがね…
ME-50やコンパクトエフェクタ繋いでる時は、バッファ通ってるから3.6mのシールドはローインピーダンスで通過する。
でも、変換アダプタの時は当然パッシブなので、3.6mのシールドはハイインピーダンスのままだ。
3.6mのシールドを通る事で受ける影響はインピーダンスのハイとローで違うと思うが…ま、良いかっ!
…て感じで…(^-^;
でも、これって最近流行のスルー(トゥルー?)バイパスのエフェクタも同じ様な事だよね。
ま、そんなこんなで出音を聴いてみてくだされ。

左チャンネル 中央チャンネル 右チャンネル
BOSS ME-50 電池駆動
全エフェクタ OFF
フォン(メス)⇔フォン(メス)の変換アダプタ BD-2+CE-3+RV-3
全て電池駆動、全てエフェクト OFF
[Sound]

一目(聴)瞭然やね。
『変換アダプタ』 >『ME-50』>『BD-2+CE-3+RV-3』の順やね。
でも、音痩せ分を加味してセッティングすれば(できれば)良い気もするし…
でもでも、必要ないエフェクタは繋がないってのが一番っ!
シールドも必要最小(短)限で…

ところで、今まで特に気にしてなかった & 違和感無かったんだけれども、マルチエフェクタは左から右へ、コンパクトエフェクタは右から左へってのがデフォルトの信号の流れなのかな?